残穢【ざんえ】 -住んではいけない部屋-
目次
・前書き
・無料視聴する方法
・作品紹介
・スタッフ・キャスト
・主演「竹内結子」関連作品
・あらすじ
・ネタバレ
・感想・まとめ
前書き
原作は、小野不由美の小説「残穢」。
監督は、中村義洋さんが担当し、
主演を竹内結子さんが演じたサスペンス・ホラー映画です。
2016年に公開され、東京国際映画祭にてコンペティション部門の出品作品になりました。
この記事では、無料視聴する方法やあらすじ・ネタバレのほかに
主演の竹内結子さんの関連作品を紹介します。
映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」を無料視聴する方法
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映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」作品紹介
小野不由美の小説「残穢」を監督中村義洋のもと実写化。
主演は竹内結子さんが演じ、その完成度に注目が集まりました。
物語は、とある小説家「私」の視点で、
ファンの1人から一通の手紙が届いたことをキッカケに奇妙な音がする
マンションを調べることになります。
なんとそのマンションでは、引っ越ししてきた住人が、
自殺や心中・殺人などの行動をしたという情報を得ました。
作家「私」は事件の真相に迫るべく調査を始めるのでした。
映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」スタッフ・キャスト
スタッフ
監督:中村義洋
脚本:鈴木謙一
原作:小野不由美「残穢」
主題歌:和楽器バンド「Strong Fate」
キャスト
「私」役:竹内結子
久保さん役:橋本愛
直人役:滝藤賢一
平岡芳名役:佐々木蔵之介
三澤徹夫役:坂口健太郎
田村さん役:山下容莉枝
梶川氏役:渋谷謙人
山本くん役:成田凌
河田氏役:松林慎司
主演「竹内結子」関連作品
・「コンフィデンスマンJP」
長澤まさみ主演の怪盗アクションストーリー
・「ふしぎな岬の物語」
森沢明夫の同名小説を映画化
・「ストロベリーナイト」
警察小説の「姫川玲子シリーズ」を実写化
・「僕と妻の1778の物語」
SF作家の眉村卓と癌で死去したその妻の夫婦愛を描いた作品
・「ゴールデンスランバー」
伊坂幸太郎の同名小説を映画化
・「チームバチスタの栄光」
海堂尊の長編小説を映画化
・「ミッドナイトイーグル」
高島哲夫の同名小説を実写化
・「クローズド・ノート」
雫井修介の小説を映画化
映画「残穢【ざんえ】―住んではいけない部屋―」あらすじ
小説かである私は、ホラーを題材に作品を作っていました。
小説のネタは、読者から寄せられた手紙を元にネタを探してピンときたもので
構成を立てていました。
「私」はいつものようにテーマとなるネタを手紙の中から探していると
一通の手紙が目に留まります。
手紙の主は、大学生で引っ越しした先の部屋で急に
「畳の上をほうきで掃く音」が聞こえる、
「部屋を覗くとしらない帯が見えた」など不思議なことが起きたと書いてありました。
「私」は「既視感」デジャヴのようなものを感じることがある。
この手紙を読んだ時、以前にも似たような手紙を読んだような記憶が思い出されました。
その手紙を探し出すと投稿者とは違う部屋に住んでいました。
「私」は投稿者「久保さん」のもとへ詳しい話を聞きに行くことにします。
久保さんにも細かいところまでは分からないとのことで、
不動産へ部屋の秘密について聞きに行くことにしました。
しかし、そこで驚くべきこと聞くことになります。
不動産で以前の住人の情報を聞くことができたのですが、
なんとその前の住人である男の人は引っ越しした先で自殺してしまったというのです。
その男は、「赤ん坊の泣き声」に苦しめられドアノブを使い、首を吊ったという。
その件を「私」は前の住人の「怨念だろう」と解決させようとしますが、
それでは和服の帯の件が証明されません。
そのため、久保さんの部屋で起きた現象は前の住人の影響でないことが推測されます。
そして、前住人の部屋は縦並びや隣でないことからホラー現象としては
不自然であることに気付きます。
もし、部屋の問題でなければ「土地の穢れ」が可能性と考えられるため、
「私」と久保さんは周辺の近隣住民に聞き込みをすることになりました。
映画「残穢「ざんえ」―住んではいけない部屋―」ネタバレ
聞き込みを始めた「私」と久保さん。
周辺の住民からの話で、
この土地には昔「ごみ屋敷」に住む老人がいたと聞くことができました。
その老人は小井戸といい、少しの隙間も怖がるためごみで埋めていたというのです。
小井戸は「孤独死」であり、寂しかったのだろうと話を受けます。
さらに高野トシエという女性が、着物を着たまま首つりで自殺。
久保さんの部屋で起きた事件は、この怨念でした。
なんと高野トシエは、不動産屋で聞いた男と同じで
「赤ん坊の泣き声」に苦しめられていたというのです。
この話にインスピレーションを得た「私」は、編集者にこの久保さんの件を話しました。
しかし、そこへ別の小説家が似た話を「千葉」で聞いたと割って入ってきました。
「私」は「繋がりの広がる話はやばい」と知りつつも興味をそそられ
好奇心を抑えることが出来ません。
その後、その小説家から再度連絡が入り、
これまでの事件元になるような話を聞くことができました。
内容は「中村という女性が赤ん坊を生んでは殺していた」という「乳児大量殺人事件」。
これにより、着物の女性高野が自殺した原因だと「私」は結びつけました。
しかし、さらに情報が入ります。
吉兼家という家に友三郎という男がいましたが、
その男が高野家より先にその土地に住んでいたらしく、
その男は発狂しロウに閉じ込められ「焼け、殺せ」と囁き続けていたというのです。
友三郎が発狂した理由として知られているのが、
その育ての親が持っていた絵が問題だったというのです。
その絵はすでに焼けたと言われており、
真相を知るためにその女性の実家がある北九州へ。
北九州の奥山家がその女性の実家。
そして、その父親が「焼け、殺せ」という囁きに耐えかねて
使用人を何人も殺していたと話を聞きました。
その囁きの原因は、奥山が雇っていた炭鉱火事で死んだ労働者。
炭鉱で火事が起き、村に被害が及ばないように労働者を見捨てて
逃げ道を塞いだという経緯でした。
それを聞いた久保さんと「私」は、奥山の跡地で廃墟になった家に入り込みます。
その家の部屋には神の象や仏様が置かれ、
しまいには「呪いの呪具」が敷き詰められた部屋まで。
恐らくここの住民は、いろいろなものに頼ったがすべてだめだったのでしょう。
さらにこの呪いは、口から聞いたものに者に広まり聞いたものは
呪われるという会談として残っていました。
そして、それは現実に。
編集者が使用しているキーボードに灰が降りました。
その灰を何度も拭き取りますが、消えません。
恐怖する編集者に全身黒こげの男が襲い掛かりました。
編集者は黒焦げ男に引きずられ、闇へと消えていきました。
「私」と久保さんは自身の周りで奇怪なことが聞いていることに気付き、
これ以上の深入りはしないように決め調査は打ち止め。
そんな中、話を聞きに行った住職が、燃えたはずの「絵」をなぜか手に持っていました。
その絵は、美人が書かれており、その絵の口元が笑顔に変わり笑いかけるのでした。
感想・まとめ
この作品は、ホラー作品であると共にその原因を探るサスペンス要素もあり
ハラハラの中に謎解きのような面白さもありました。
竹内結子さんの演技がすごくて、本物の作家を見ていたようでした。
この話は、幾重にも呪いが重なり、しかもその怨念が強く個人では
どうにもできないという無力感や口で伝えるだけで知っている人は呪われるという
簡易的に広がる恐怖があり緊迫感がとても強かったです。
しかし、一つの呪いだけでないことからホラーが好きな方から
ただのホラーに飽きた方や原作を知っている方に
映像化されたこの作品を是非見てもらいたいと思いました。
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