映画 偽りの隣人 ある諜報員の告白
目次
①はじめに
・映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」概要
②映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」あらすじ
③映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」について
・監督は？
・時代背景は？
・チョン・ウ主演
④スタッフ・キャスト
⑤映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」まとめ
①はじめに
・映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」概要
第五共和国期・1985年の韓国を描いた本作。
自宅に軟禁された政治家と、
それを監視する諜報員を描いた、
社会派のヒューマンサスペンスです。
韓国を代表するベテラン俳優が、様々出演しております。
主演に「レッド・ファミリー」で、
北朝鮮のスパイを演じたチョン・ウ。
本作の監督であるファンギョン監督と、
「7番房の奇跡」にてタッグを組んだオ・ダルス。
オ・ダルスは、本作では軟禁される政治家を演じます。
他にも韓国版「スマホを落としただけなのに」の
主演キム・ヒウォン。
大ヒット韓国ドラマの、
「SKYキャッスル～上流階級の妻たち～」にて、
法学教授を演じたキム・チョンピョル。
韓国では2020年12月に既に公開されており、
初登場で1位を獲得している本作。
日本での公開は、今年9月17日とのことです。
それでは本作のあらすじや、
周辺情報を紹介していこうと思います。
②映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」あらすじ
時代は1985年。舞台は韓国。
そこでは、国家による政治的な弾圧が激化していっていた。
野党政治家イ・ウィシク。
彼は、次期大統領選に出馬するため帰国していた。
空港に到着するなり、国家安全政策部により逮捕され、
自宅軟禁されるのである。
ウィシクを監視するため諜報機関は、
ユ・デグォンを監視チームのリーダに抜擢した。
デグォンは、当時左遷されていたが、
人一倍愛国心の強い男であった。
デグォンは、ウィシクの軟禁されている隣の家に住み込む。
そして、そこで24時間体制で彼を監視することに。
機密情報の入手のため盗聴器を仕掛ける。
そして、ウィシクの声を聴き続けた。
ウィシクは家族を愛し、国民の平和を真に願っていた。
それを聞き続けるうちに、
デグォンは上層部に疑問を持ち始める。
そしてその最中、ウィシクとその家族には、
命の危機が迫っているのであった。
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③映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」について
・監督は？
本作の監督は、イ・ファンギョン。
映画監督としてのデビューは2004年。
「あいつはかっこよかった。」
その後、女性騎手の夢を追う姿を描いた
「角砂糖」（2006年）にて、
春史大賞新人監督賞を受賞しております。
そして、2013年に公開した「７番房の奇跡」。
おそらくこれが、イ・ファンギョン監督の、
最も有名な作品ではないでしょうか。
知的障害のある父と、6歳の娘を描いたヒューマンドラマです。
韓国では、歴代8位の記録となる、
1281万人の観客動員を記録しており、
大鐘賞で、主演男優賞をはじめ、
4部門を獲得している大ヒット作品です。
また、本作に出演しているオ・ダルスとは、
この作品にて初タッグを組んでおります。
本作の公式HPでも「７番房の奇跡」の監督最新作！
と打ち出されております。
・時代背景は？
本作の時代は1985年。
1985年といえば第12第総選挙があった年ですね。
国会議員の満期4年にて開催された選挙です。
与党に対する、政治不信と民主化を熱望する、
国民の強い願いを反映した選挙となったそうです。
国民の関心が、政治に対して非常に強く、
向けられていたようですね。
本作では、その裏側にて動いていた、
諜報員の様子などを描いております。
韓国の諜報員といえば、
現在、大韓民国国家情報院ですが、
その組織として発足したのは、
1999年なので、本作ではその前の大韓民国中央情報部による
働きが描かれているのではないでしょうか。
・チョン・ウ主演
本作の主演は、チョン・ウ。
人一倍、愛国心が強く軟禁された、
ウィシクを監視する、
諜報員チームのリーダーのデグォンを演じます。
チョン・ウは2013年のテレビドラマ、
「応答せよ1994」で見事な演技が話題になり大ブレークし、
その後、韓国の映画「レッド・ファミリー」
などに出演した俳優です。
映画「レッド・ファミリー」では、
北朝鮮人の役ですがこの作品でも、
スパイを演じております。
④スタッフ・キャスト
キャスト
チョン・ウ
オ・ダルス
キム・ヒウォン
キム・ビョンチョル
イ・ユビ
チョ・ヒョンチョル
ジ・スンヒョン
チャン・キンチュン
チョン・ヒョンジュン
スタッフ
監督 イ・ファンギョン
提供 ニューセレクト
配給 アルバトロス・フィルム
⑤映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」まとめ
韓国映画。
1985年頃の大統領選挙に揺れる韓国を描いた本作。
韓国を代表する、ベテラン俳優たちにより描かれる、
本作はきっと見ごたえのある一作となるでしょう。
主演のチョン・ウの演技も、
非常に高い評価を得てきておりますが、
軟禁される政治家を演じるオ・ダルスも、
様々な映画に出演してきており、
2015年の「国際市場で会いましょう」高い評価を受け、
2つの賞で助演男優賞を獲得している実力派俳優です。
先行して公開された韓国でも、
公開初週で第一位に輝いたそうです。
日本での公開は、シネマート新宿などにて2021年9月17日から、
とのことです。
是非お楽しみに！
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