護られなかった者たちへ あらすじは?原作は?ロケ地は? 中山七里のミステリー

護られなかった者たちへ1邦画

映画 護られなかった者たちへ

目次

①はじめに

・映画「護られなかった者たちへ」概要

②映画「護られなかった者たちへ」あらすじ

③映画「護られなかった者たちへ」について

・原作は?

・ロケ地は?

・中山七里のミステリー

④スタッフ・キャスト

⑤映画「護られなかった者たちへ」まとめ

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①はじめに

・映画「護られなかった者たちへ」概要

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監督は瀬々敬久。

現在上映中の「糸」。

過去には「菊とギロチン」、

「ドキュメンタリー頭脳警察」、

「泪壺」などを制作してきた名監督の最新作です。

2021年10月1日公開!!

主演は阿部寛、佐藤健となっております。

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②映画「護られなかった者たちへ」あらすじ

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全身を縛られた死体。

死因は餓死。

それは、立て続けに起こっていた。

いわゆる連続殺人事件であった。

利根は、この事件の容疑者として挙がっていた。

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彼は、過去に起こした事件で服役し、出所したばかりであった。

利根を追い詰める刑事・笘篠。

しかし、笘篠は決定的な証拠を掴めずにいた。

その間、更なる事件が起ころうとしていたのであった。

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③映画「護られなかった者たちへ」について

・原作は?

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原作は「さよならドビュッシー」、

「連続殺人鬼 カエル男」、

「おやすみラフマニノス」などで

有名な小説家中里七里の小説が原作となっております。

「河北新報」等の14紙にて、

2016年2月から2017年9月に連載されており、

書籍としては、2018年1月25日にNHK出版から発刊されております。

日本の生活保護の欠点にフォーカスをあてた、

社会派ミステリーとなっております。

東日本大震災後の復興の際に、

出版社より仙台を舞台にした作品を書いてほしいと、

版社からオファーがあり、

書かれたものとなっております。

・ロケ地は?

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SNSなどの目撃情報によると、

宮城県仙台市がロケ地として使用されていたようです。

本作の原作の舞台が仙台市ということもあり、

映画版の舞台も、仙台市で再現されているようですね。

本作の設定としても、

東日本大震災から4年後の、

仙台市のアパートで起きた、殺人事件から始まります。

・中山七里のミステリー

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本作のジャンルは、社会派ミステリーという、

カテゴライズが正しいでしょう。

社会派ミステリー。

つまり、社会性のある題材を用いて、

作品の世界観をよりリアルにしていく作風。

本作の舞台。

東日本大震災後の仙台。

そして、取り扱っている内容としては、

「生活保護の欠点」。

この二点は、決して風化させてはいけない。

そんな題材となっております。

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そして、その中で巻き起こっていく事件。

おそらく、ストーリーを見進めていく中で、

見手に対し、多くの知見を与えてくれる、

内容となっているでしょう。

作者である中山七里自身、

「事件の犯人はわかっても、

物語の犯人は読み終えた後も誰にもわかりません。

現時点で最高傑作です!」と自負しております。

おそらく社会派ミステリーらしい、

真の悪は何であったのか。

そう読者自身に訴えかけるような内容となっているでしょう。

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④スタッフ・キャスト

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キャスト

利根泰久:佐藤健

笘篠誠一郎:阿部寛

円山幹子:清原果耶

蓮田智彦:林遣都

上崎岳大:吉岡秀隆

遠島けい:倍賞美津子

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スタッフ

原作:中山七里『護られなかった者たちへ』(NHK出版)

監督:瀬々敬久

脚本:林民夫

音楽:村松崇継

配給:松竹

制作:松竹撮影所

企画:アミューズ

製作:映画「護られなかった者たちへ」製作委員会

⑤映画「護られなかった者たちへ」まとめ

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本作の主演の一人である佐藤健。

彼のイメージとしては、

女性にとって非常にファンタジーな存在であると思います。

なんというかキラキラした理想の男子。

というイメージがあります。

しかし、彼が本作で演じる役。利根川勝久。

過去に親の愛情を知らずに育ち、

ヤクザをぼこぼこにした上に、

放火をして、

10年の懲役を貰っている、

非常にリアルな日本映画的な役柄です。

おそらくあまり、今まで見れなかったような、

佐藤健さんの演技が見れる事となるでしょう。

そして、もう一人の主演。阿部寛。

本作は、非常にシリアスな内容となっております。

これまで阿部寛さんは、東野圭吾の新参者シリーズで、

2010年より刑事役を長く演じられてきています。

そんな阿部寛さん。

本作でも刑事役・苫篠誠一郎を演じます。

本作では、夜遅く、誰もいない作業所で、

眉間を抑えているような事件にのめりこみ、

ひた走りに事件の真相を追い求める、

阿部さんが観れる事となると予想できます。

非常に楽しみですね。

そして本作。

公開は2021年10月1日。

現在、世間を騒がせている、

新型コロナウイルスの感染により、

皆さんは大いなる災難を経験していることでしょう。

2021年現在、そのころにはそんな時事ネタもあったと、

思えることを願いたいですね。

しかし、苦しんだ人がいる以上、

事ネタで済ませてはいけません。

東日本大震災も同じです。

上映時は、丁度、東日本大震災から10年。

本作は、その凄惨さを決して風化させてはいけないものと、

思い出させてくれる一作となるでしょう。

社会派ミステリーの本作。

劇場で見る価値はあると思います。

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