映画 祈り 幻に長崎を想う刻（とき）
目次
①はじめに
・映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」概要
②映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」あらすじ
③映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」について
・原作は？
・主題歌は？
・高島礼子主演
④スタッフ・キャスト
⑤映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」まとめ
①はじめに
・映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」概要
8月15日。
そうですね。終戦記念日です。
今年で、終戦から76年になります。
しかし、我々日本人は、決して忘れてはいけない日ですね。
日本の世界第二次大戦は、その日に終わりました。
それを思い出させてくれるような作品である本作。
今年8月公開です。
本作は、世界第二次大戦の被害を強く受けた、
長崎が舞台となっております。
原爆が落とされてから12年後の話です。
主人公は、隠れキリシタンの末裔でありカトリック教徒。
昼は看護婦。
夜は娼婦という難しい役です。
その役を演じるのは高島礼子。
監督は、毎日映画社にてドキュメンタリーや、皇室アルバムなど、
100本近くの演出や、脚本を務めてきた村松克弥となっております。
原作は戯曲「マリアの首」。
田中千禾夫による作品です。
それでは、本作のあらすじや、周辺情報を紹介していきたいと思います。
②映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」あらすじ
人類の発明した、最も凶悪な発明品。
核兵器。
この兵器の有効範囲は非常に広い。
そして、殺傷力は非常に高く、死を免れたとしてもその人ののちの人生。
そして、後世に何代にもおよび被害をもたらす。
この兵器が1945年8月9日11時2分、長崎に落とされた。
広島に次いだ被害だ。
その兵器は、一度の投下で、
長崎の人口24万人のうち、約7万4千人の命を奪ったのである。
このとき、浦上天主堂も外壁の一部を残し破壊された。
浦上天主堂は、東洋一の大聖堂と謳われた聖堂である。
そののち12年。長崎それが本作の舞台である。
浦上天主堂から、マリア像を盗み出そうとする一味があった。
犯人はカトリック教徒の二人の女であった。
彼女らが、マリア像を盗み出そうとした理由はいったい何なのか。
日本最大級のビデオオンデマンド＜U-NEXT＞無料トライアル実施中！
③映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」について
・原作は？
本作の原作は、田中千禾夫による、
戯曲「マリアの首」となっております。
この戯曲は、現代演劇の金字塔ともいわれております。
二十一世紀戯曲文庫から書籍も発刊されております。
人間の犯した罪、神について、戦争そして平和。
自由への欲求などの、様々なテーマを、
深い人間愛から描いた作品となっております。
岸田演劇賞や、文部省芸術選奨を獲得しております。
その界隈では、非常に有名な作品でありますが、
本作にて初の映画化となります。
作者田中千禾夫自身は、長崎に生まれ実際に戦争を体験しており、
カトリック信徒であるため、本作にて取り上げられているテーマには、
非常に含蓄のある人物となっております。
・主題歌は？
本作の主題歌は「祈り」。
シンガーソングライターの、さだまさしによる楽曲となります。
テレビ番組や、ライブのMCでは、
軽快なトークが特徴ですが、
彼の歌は、非常に優しく、
詩も心に染み入るようなものが多いイメージです。
また、さだまさしさんも、本作の舞台である長崎出身という事で、
この楽曲には、なにかメッセージがこもっているかもしれませんね。
作品を観て是非チェックしてみましょう。
・高島礼子主演
本作の主演は、高島礼子となっております。
日本のテレビドラマや映画では、おなじみのベテラン実力派女優ですね。
テレビドラマ「弁護士のくず」や、「結婚できない男」などでは、
作品を盛り上げる重要な役を務めていましたね。
本作では主演を務めます。
高島礼子の演じる役は、
昼は看護婦、夜は娼婦のカトリック信徒という、
難しい役柄のようですが、どのような演技をするのでしょうか。
楽しみですね。
高島礼子さんの代表作品としては、以下の作品があります。
テレビドラマ
『特命リサーチ200X』
『弁護士のくず』
『大奥 〜第一章〜』
『結婚できない男』
『御宿かわせみ』
『熟年離婚』
『天地人』
『斉藤さん』
映画
『隠し剣鬼の爪』
『極道の妻たち』シリーズ
④スタッフ・キャスト
キャスト
高島礼子
黒谷友香
田辺誠一
金児憲史
村田雄浩
寺田農
柄本明
スタッフ
監督 松村克弥
原作 田中千禾夫
脚本 渡辺善則 松村克弥 亀和夫
統括プロデューサー 家喜正男
プロデューサー 亀和夫 城之内景子
エグゼクティブプロデューサー 中込重秋 矢敷和男 中原大幾
監督補 高明
撮影監督 高間賢治
照明 上保正道
美術 安藤篤
小道具 多田和江
特殊メイク 飯田文江
録音 川本七平
VFX 渡辺輝重
編集 川島章正
音楽 谷川賢作
主題歌 さだまさし
助監督 山本優子
記録 城島純一
制作担当 谷尚明
プロデューサー補 谷口昭仁
アシスタントプロデューサー 山崎友希
⑤映画「祈り 幻に長崎を想う刻（とき）」まとめ
終戦の日。
我々が、決して忘れてはいけない日を、
思い出させてくれるような本作。
原作は「マリアの首」。
戯曲をあまり知らない人も、
本作をきっかけに興味をもち、視野を広げることができる、
いい機会かもしれませんね。
劇場での公開日は、今年2021年８月20日よりとなっております。
お楽しみに！
コメント