映画 ダーク・ウォーターズ
目次
①はじめに
・映画「ダーク・ウォーターズ」概要
②映画「ダーク・ウォーターズ」あらすじ
③映画「ダーク・ウォーターズ」について
・原作は？
・実話？？
・マークラファロ主演
④スタッフ・キャスト
⑤映画「ダーク・ウォーターズ」まとめ
①はじめに
・映画「ダーク・ウォーターズ」概要
アメリカ合衆国に本社を置く、化学メーカーの会社デュポン社。
この会社は、自社製品に使うテフロンに発がん性があるという
危険性を隠していたことを訴訟され、
1025万ドル(約12億円)の罰金を支払っております。
その事件発覚。訴訟までの流れを本作では映画化しております。
主演は「アベンジャーズ」ハルク役、
「ファックスキャッチャー」、
「ノーマルハート」で有名なマーク・ラファロ。
監督はトッド・ヘインズ。
アメリカでは2019年11月22日に公開されましたが
日本での公開は2021年12月となっております。
②映画「ダーク・ウォーターズ」あらすじ
主人公は弁護士のロバート・ビロット。
彼がある依頼を受けるところがこの物語の始まりだ。
依頼人は一人の農夫である。
彼からの依頼は、村で連続して起きている不審死の調査であった。
農夫により、不審死の原因は化学企業のデュポン社が、
川に化学物質を流出させていることからの公害によるものだと
ビロットはしられるのであった。
調査を始めるビロット。
デュポン社は、その公害について隠ぺいしていることに気付く。
そして訴訟をすることに。
しかし相手はアメリカの大企業だ。
ビロットの敵はあまりに大きかった。
隠ぺいされた事実を公にすることは無謀な挑戦であった。
挑戦の最中、部下や上司の指示を失ってしまうデュポン。
しかし、彼はあきらめず真実を公にするため
訴訟の渦中に身を投じていくのであった。
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③映画「ダーク・ウォーターズ」について
・原作は？
原作は、本作がオリジナルとなっております。
脚本の原題は「Dry Run」です。
脚本家はマシュー・マイケル・カーナハンとなっております。
マシュー・マイケル・カーナハンの脚本による新しい作品として
「21BRIGES」、
「MOSUL」、
「DEEPWATERHORIZON」などがあります。
いずれも、まだあまり日本の劇場や、
VODサービスでは普及していない作品が多いようです。
・実話？？
本作の元となった話は、実際に起こったことです。
訴訟自体は2005年頃の話ですが、
デュポン社の隠ぺいは20年以上続いていたとのことです。
デュポン社※はこの事件で罰金に1025万ドル、
環境保全費25万ドル払っております。
環境保護賞によると、この種の罰金としては過去最大だそうです。
この事件の公害により、工場近くの一人の女性の子供から、
先天性の奇形の子供が生まれたことも発表されております。
本作のもとになった話の弁護士ロバート・ビロットと
その妻がカメオ出演シュルとのことです。
※デュポン社とは
デュポン（Du Pont）は、
アメリカ合衆国・デラウェア州・ウィルミントンに本社を置く化学メーカー。
正式社名はデュポン・ド・ヌムール（DuPont de Nemours, Inc.）。
日本法人はデュポン株式会社。
ニューヨーク証券取引所上場企業（NYSE: DD）。
規模は世界第4位・アメリカで第2位（世界最大はBASF）。
石油会社を除けば時価総額ベースでは
世界で四番目に大きい化学会社である。
・マーク・ラファロ主演
本作の主人公ロバート・ビロットを演じるのは
「アベンジャーズ」ハルク役、
「ファックスキャッチャー」、
「ノーマルハート」で有名なマーク・ラファロ。
アカデミー賞助演男優賞に2度ノミネートされている実力派俳優です。
おそらく日本でのイメージは「アベンジャーズ」ハルク役でしょうか。
ハルクは変身する前の姿は７つの博士号をもつ優秀な科学者です。
そんな知性的な科学者役を演じて来たマーク・ラファロ。
今回は弁護士役です。
ある種、板についたような演技が見ることができるのではないでしょうか。
④スタッフ・キャスト
キャスト
ロバート・ビロット –マーク・ラファロ
サラ・ビロット –アン・ハサウェイ
トム・タープ –ティム・ロビンス
ビル・キャンプ
ヴィクター・ガーバー
メア・ウィニンガム
ウィリアム・ジャクソン・ハーパー
ビル・プルマン
カーラ –ルイーザ・クラウゼ
スタッフ
監督 トッド・ヘインズ
脚本 マリオ・コレア
マシュー・マイケル・カーナハン
製作 マーク・ラファロ
クリスティーン・ヴェイコン
パメラ・コフラー
音楽 マーセロ・ザーヴォス
撮影 エドワード・ラックマン
編集 アフォンソ・ゴンサウヴェス
製作会社 パーティシパント・メディア
キラー・フィルムズ
配給 フォーカス・フィーチャーズ
⑤映画「ダーク・ウォーターズ」まとめ
実際にあった事件をもとにして製作された本作。
世界規模においても、第4位を誇る超巨大企業に
数年もの間公害問題について戦い続けた弁護士ロバート・ビロットの話。
はたして、巨大企業は公害問題を20年以上もの間を
どのようにして隠し続けていたのでしょうか。
その闇が本作にて明かされます。
劇場での公開は2021年12月。お楽しみに！
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