ホロコーストの罪人 あらすじは?監督は?その時代に何が? ヤーコブ・オフテブロ主演

ホロコーストの罪人1洋画

映画 ホロコーストの罪人

目次

 

①はじめに

・映画「ホロコーストの罪人」概要

②映画「ホロコーストの罪人」あらすじ

③映画「ホロコーストの罪人」について

・監督は?

・その時代に何が?

・ヤーコブ・オフテブロ主演

④スタッフ・キャスト

⑤映画「ホロコーストの罪人」まとめ

 

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①はじめに

・映画「ホロコーストの罪人」概要

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歴史教科書のための、映画と評された本作。

本作で、描かれている内容は主に二つ。

1つは、ノルウェーのユダヤ人の家族を襲った悲劇。

2つ目。ノルウェーの罪。

ホロコーストに、市民と街の警察が加担していたというものです。

そもそもホロコーストとは?

ナチス党が、ドイツを率いていたころに行っていた、

ユダヤ人の大量虐殺です。

なぜ、そのような虐殺が行われていたのか?

諸説ありますが、有力な説としては、

ナチスの思想としてドイツ人は「優れた人種」、

ユダヤ人は「劣った人種」、

というものがあったためであるといわれております。

この思想には、アーリア人種至上主義や、

純潔主義が影響しているともいわれていますが、

その辺の学説等に、興味のある方はご自身で調べてみてください。

本作の理解への大きな助けになるでしょう。

さて脱線してしまいましたが、

本記事では、

映画「ホロコーストの罪人」のあらすじや、

周辺情報を紹介していきたいと思います。

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②映画「ホロコーストの罪人」あらすじ

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時代は、第二次世界大戦中。

ユダヤ人一家のブラウデ家。

息子のチャールズ。彼はボクサーだ。

チャールズは、非ユダヤ人女性のラグンヒルと結婚した。

幸せな日々を送っていた。

しかし、事態は一変する。

ノルウェーに、ナチスの率いるドイツ軍が侵略してきた。

ユダヤ人狩りが羽始まった。

ユダヤ人は、身分証明書をもたされ、

そこには「J」のスタンプが押される。

チャールズとその父は、

ユダヤ人の男性であるため、収容所へ連れていかれた。

そこで、厳重な監視の元強制労働を強いられた。

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その一方で、チャールズの母やチャールズの妻。

息子と夫を待っていた。

その最中、資産の押収などがなされ政府による圧力は強まっていた。

それに、身の危険を感じチャールズの妻と母は、

スウェーデンへの逃亡の準備を進めていた。

しかし、それは許されなかった。

1942年11月。

ノルウェーの、秘密国家警察のクヌート・ロッドの指揮の元、

警官とタクシー運転手により、

ノルウェーに住むユダヤ人らはオロス港に移送された。

そこに待っていたのは、

アウシュビッツへ向かう船「ドナウ号」なのであった。

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③映画「ホロコーストの罪人」について

・監督は?

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本作の監督は、エイリーク・スヴェンソン。

エイリーク・スヴェンソンは、

本作の他に、

「HARAJUKU」や、

「En som deg」などを監督しております。

「HARAJUKU」は、

なかなか名作のようで、

実際に、日本の原宿が出てくるのではなく、

ノルウェーにてとある事件がおき、

その中で、悲劇に遭った少女が妄想の中で思い描いた、

ユートピアが日本の原宿のような場所のようです。

現在、「HARAJUKU」を視聴できる

VODサービスはないようですが気になりますね。

・その時代に何が?

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本作の時代背景は1942年。

世界第二次大戦中です。

そして、舞台はノルウェー。

はたして、このころ何が起きていたのか。

まずは、世界第二次大戦中ですね。

ノルウェーは、北ヨーロッパの国ですが、

なぜ、ノルウェーの市民、警察は、

あらすじで紹介したような罪を犯してしまったのか?

これは、政権の問題ではないでしょうか?

このころのノルウェーは、クヴィスリング政権でした。

これは、後の1945年のドイツの敗戦により崩壊します。

何やら、ドイツと関係があるようですね。

党首は、ヴィドクン・クヴィスリング。

彼は、ナチ党の党首、

アドルフ・ヒトラーにより任命された人物です。

勘のいい方ならもうお気づきでしょう。

クヴィスリング政権は、ドイツによる傀儡政権だったのです。

そのため、このような事件が起こってしまったのではないでしょうか。

・ヤーコブ・オフテブロ主演

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本作の主演は、ヤーコブ・オフテブロ。

ベルリン国際映画祭シューティング・スター賞を、

受賞した今後を期待されている若手俳優です。

ヤーコブ・オフテブロの代表作品は

以下のものがあります。

映画

「獣は月夜に夢を見る」(2014年)

「Tom of Finland」(2017年)

「Disappearance」(2017年)

「The Snowman」(2017年)

④スタッフ・キャスト

キャスト

チャールズ・ブラウデ:ヤーコブ・オフテブロ

クリスティン・クヤトゥ・ソープ

シルエ・ストルスティン

ピーヤ・ハルヴォルセン

ミカリス・コウトソグイアナキス

カール・マルティン・エッゲスボ

スタッフ

監督 エイリーク・スヴェンソン

脚本 ハラール・ローセンローヴ=エーグ

ラーシュ・ギュドゥメスタッド

製作 マーティン・サンドランド

カトリン・グンダーセン

テリーゼ・ボーン

音楽 ヨハン・セデルクヴィスト

撮影 カール・エリック・ブルンドボ

編集 クリスチャン・シーベンヘルツ

エリス・ソルバーグ

製作会社 ファンテフィルム

配給 日本 STAR CHANNEL MOVIES

⑤映画「ホロコーストの罪人」まとめ

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歴史の教科書のような本作。

本作は、史実に基づき製作されているため、

本作を紹介するにあたり、史実の説明も少し入れておりますが、

これだけでは、全然足りていない気がします。

おそらく、予備知識なしでも、

楽しめるようにはなっているのでしょうが、

ある程度ものを、知っていたほうがより楽しめるでしょう。

気になる方は、本記事などをヒントに、

ご自身で調べてみるのもいいかもしれませんね。

公開は2021年8月27日より。

お楽しみに!

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