映画 『 いま、会いにゆきます 』
目次
前書き
1 作品紹介
・あらすじ
・ネタバレ
・感想
・キャスト・スタッフ
2 関連作品
3 作品について
前書き
タイムリープものの話です。
後半から段々とオチが読めてきます。
家族愛や青春が楽しめる作品だと思います。
本作の情報やネタバレを本記事で紹介します。
1 作品紹介
・あらすじ
亡くなった澪は、記憶がない状態で
家族の元へ帰ってきます。
そして夫の巧の話や自分が書いた日記をもとに
自分が記憶のない状態で何故ここにいるのか、
だんだんと分かっていくのです。
2,189円(税込)
・ネタバレ
巧は、妻の澪を無くし
息子の祐司と2人で暮らしていました。
澪は生前に、雨の季節になったら
戻ってくると言い残していました。
そして本当に2人の前に現れた澪。
驚く2人でしたが彼女は記憶を失っていました。
それでも親子3人での生活が始まります。
巧は彼女に記憶を取り戻すよう、
過去のこと、
家族のことを話してあげます。
澪は巧は高校時代隣席同士でした。
高校時代は一方的な片思いだったという巧。
彼は陸上にしか興味がなく、ある大会で他の選手に倒される事故で
成績を残すことが出来ませんでした。
増々練習に励むようになり、人との付き合いが苦手になります。
それでも澪への片思いは続きます。
大学進学の時、
東京の大学に進学する澪に頼まれメッセージを書きます。
そして大学在学中、
東京から帰ってきたことを知った巧は澪に電話をします。
メッセージの中に自分のペンが挟まっているから
返して欲しいと口実をつけて。
それをきっかけに付き合うようになりました。
その後,巧は無理な陸上の練習のせいで
脳の物質が上手く分泌調整できない病気になります。
病気のせいで自暴自棄になり、大学を中退。
澪に心配をかけたくない、と適当に言い訳をして
冷たくあしらいます。
東京に帰った澪。
巧は最後に東京で一度会おうと勇気を出します。
しかし、東京で
偶然他の男性に傘を進められる場面を見て、
自分は澪にふさわしくないとショックを受け
そのまま帰ってしまいます。
◎その後澪からの連絡があって
関係を取り戻し、
何とか結婚、
出産に至ったのでした。
ある日、祐司は生前の澪と一緒に
森に埋めた箱を掘り返し、持ち帰ります。
その中には澪と巧の手紙と日記が入っていました。
日記を読み、澪は何かに気付きます。
後日、巧の同僚の永瀬に会いに行き、
巧と祐司のことを頼んだ、といいます。
恐らく再婚を指すのだと思います。
そして巧が自分以外の誰かを好きになるのは嫌だ、
とつい本音を漏らすのでした。
実は梅雨の明けには
自分が消えてしまうことを悟っていたのです。
そんな澪は急遽、祐司のために誕生会を開きます。
梅雨明けの日、
澪が消える予感を感じた祐司は、
急いで澪のもとに駆けつけます。
そして巧も間に合い、
別れを告げると澪は消えていきました。
ここで明らかになるのですが、
澪と巧は実は両想いでした。
そしてペンのことも、
東京に巧が会いに来てくれたことも知っていたのです。
その東京で巧が帰る姿を見た後、
澪は交通事故に遭い、意識を失います。
意識を失った澪は祐司、巧を会うのです。
つまり、大学時代(過去)の澪が
結婚後(未来)の家族と
会うということを指します。
そして未来で28歳で息子を残し死ぬ運命を知るのです。
意識が戻った大学生の澪は先の運命を知りながらも
巧との結婚を選ぶのでした。
そして
◎に至る…というわけです。
・感想
中村獅童さんの弱気な男性の演技が上手です。
同じ竹内結子さん出演の作品で
「黄泉がえり」
という作品があるのですが、
故人が戻ってくるという同じ題材でも
違った演出だなと感じました。
・キャスト・スタッフ
出演
(秋穂澪)
竹内結子
(秋穂巧)
中村獅童
(秋穂佑司)
武井証
(高校時代の巧)
浅利陽介
(高校生の佑司)
平岡祐太
(高校時代の澪)
大塚ちひろ
(小学生の佑司の同級生)
美山加恋
森田正光
岡田浩暉
田中圭
監督
土井裕泰
原作
市川拓司
音楽
松谷卓
脚本
岡田惠和
製作
近藤邦勝
2 関連作品
本作は土井裕泰監督の作品で
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人生は無花果汁
☆涙そうそう(2006年)
ハナミズキ(2010年)
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☆映画 ビリギャル(2015年)
罪の声
花束みたいな恋をした
2,189円(税込)
3 作品について
市川拓司のファンタジー恋愛小説が原作です。
本作は2004年公開で、
2005年には女優のMiMuLaさんと成宮寛さんによってドラマ化されました。
ドラマ版では二人の中学校時代にも触れられており、
年齢などの設定に違いがあるようです。
「世界の中心で愛を叫ぶ」、
「君の膵臓を食べたい」
などのように
書籍から映像化して人気作になった
作品の代表作といえるでしょう。
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