映画 攻殻機動隊SAC_2045持続可能戦争
目次
①はじめに
・公開予定日と劇場
・原作は
②あらすじ
③スタッフ・キャスト
④士郎作「攻殻機動隊」関連作品、『アップルシード』とは
⑤まとめ
①はじめに
日本のみならず世界でも有名な『攻殻機動隊』。
士郎正宗の漫画が原作で、
1995年に劇場版や、様々なクリエーターによって、
様々な“攻殻機動隊の世界観“が作られてきました。
去年の春には新シリーズとして、
第四の(後述)『攻殻機動隊 SAC_2045持続可能戦争』が
Netflixで配信されています。
今秋公開の劇場版は、
前述の『攻殻機動隊 SAC_2045持続可能戦争』に
新たなシーンを加えられています。
また、邦画『新聞記者』などで有名な
藤井監督によって構成も少し変わっているのだとか。
早速本作について紹介します。
・公開予定日と劇場
令和3年11月12日に札幌シネマフロンティアなどの
全国の一部の劇場で公開予定です。
地方の人は、都心部まで行かなければいけないので少し大変です。
しかし、見る価値はあるかと思います。
・原作は
はじめに紹介しましたように、士郎正宗の漫画が原作です。
攻殻機動隊はジャンルとしてはSFなのですが、
作者は当初は特に興味が無かったのだそう。
原作の漫画の一巻だけタイトルが
『GHOST IN THE SHELL』になっているのですが、
これは1995年の原作のタイトルでもあります。
同作者の漫画『アップシールド』(後述)と
同じ時代設定が同じらしいです。
さて最新シリーズの
『攻殻機動隊 SAC_2045持続可能戦争』に至るまでを紹介します。
監督やクリエーターを問わず、
簡単に『攻殻機動隊』を一文でまとめるなら、
「サイボーグ化の技術が進み、多くの人が電脳をもつ世の中での
犯罪防止組織を描いた作品」でしょうか。
その犯罪防止組織というのが
「攻殻機動隊」なわけですが、
正式には内務省
(実際に日本に昔あった行政機関の一つで警察など管轄していました)
直属の攻性公安警察組織「公安9課」といいます。
さて前述にもあるように、
劇場版『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995)(押井)
が公開されます。
これは、第二の攻殻とよばれます。
私も見たことがありますが、
続編の『イノセンス』は絵が綺麗です。
ただし、最初の劇場版を見たことがないので
さっぱり分かりませんでした。
その後、アニメ(2002)などの放送が開始します。
その後、第三の攻殻として、
テレビアニメで神山健治作の
『S.A.C.』シリーズが始まります。
主要キャラの見た目や、
世界観は前作や原作と変わらないのですが、
少し設定をいじった、完全に別世界での出来事を描かれています。
このシリーズでは薬物問題に触れ、
この『S.A.C.』シリーズにも続けて2シーズンありましたが
(『2nd GIG』『Solid State Society(SSS)』)
いずれも社会問題に触れていました。
そして第四の攻殻、
劇場版『ARISE』(黄瀬和哉・冲方丁)が公開されます。
2015年にはテレビアニメも放送されました。
キャストもデザインも違い、新鮮です。
と、このように様々な監督やクリエーターが原作を基に、
パラレルワールドで様々なシリーズを制作しており、
少しややこしいですが、
名前は似ていても話は少し違う事が分かります。
ただ、現代の社会問題や、
未来をテーマをしている点は同じかもしれませんね。
全部を紹介していると長文になってしまうので
簡単にまとめたつもりですが、少し長くなってしまいました。
もっと知りたい方は、士郎の原作をはじめに読み、
後は順は適当でいいと思いますが、
他の監督の作品、アニメを見ることをお勧めします。
②あらすじ
2045年、世界では「全世界同時デフォルト」という
経済災害とAI技術が飛躍的に進んだことによって争いが絶えません。
持続的な戦争、“サスティナブル・ウォー”へと突入していたものの、
AIの恐怖を人々は実感するに至っていませんでした。
また、“ポスト・ヒューマン”という超人的な存在が主人公、
草薙らのもとにが現れます。彼らの目的は一体?
追記させていただくと、
冒頭でもふれたように本作はシリーズ最新作
『攻殻機動隊 SAC_2045持続可能戦争』を基につくられていますが、
この最新作(『2045』)は『S.A.C.』シリーズの神山健治と、
『APPLESEED』シリーズの荒牧伸志が共同監督だそうです。
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③スタッフ・キャスト
キャスト
草薙素子:田中敦子
荒巻大輔:阪 脩
バトー:大塚明夫
トグサ:山寺宏一
イシカワ:仲野 裕
サイトー:大川 透
パズ:小野塚貴志
ボーマ:山口太郎
タチコマ:玉川砂記子
江崎プリン:潘めぐみ
スタンダード:津田健次郎
ジョン・スミス:曽世海司
久利須・大友・帝都:喜山茂雄
シマムラタカシ:林原めぐみ
スタッフ
原作:士郎正宗「攻殻機動隊」(講談社 KCデラックス刊)
監督:神山健治 × 荒牧伸志
シリーズ構成:神山健治
脚本:神山健治・檜垣亮・砂山蔵澄
土城温美・佐藤大・大東大介
④士郎作「攻殻機動隊」関連作品、『アップルシード』とは
士郎の原作、
『攻殻機動隊』と時間軸が同じである
『アップルシード』について、
上の項目で紹介できなかったので紹介します。
デュナンと戦闘サイボーグであるブリアレオスの人工島、
オリュンポスでの活躍が描かれています。
二人はそこで対テロ作戦などに加わるようになり、
そして、様々な陰謀や画策に巻き込まれていきます。
攻殻機動隊は出ませんが、とても面白そうです。
⑤まとめ
別作品を出してしまいますが、
『AKIRA』などと似た内容だな、と感じます。
また、パラレルワールドが様々存在することから
複雑ではありますが、
それぞれの作品が持つ良さがあるな、とも思います。
キャストや、監督が豪華です。
また、多くの配信サービスなどでも
様々なシリーズ作品が見られるので、
一度見てみる価値はあるかなと思います。
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