映画 『 メメント 』 クリストファー・ノーラン監督
目次
・前書き
・無料視聴する方法
・作品紹介
・スタッフ・キャスト
・監督「クリストファー・ノーラン」関連作品
・あらすじ
・ネタバレ
・感想・まとめ
前書き
原作は、クリストファー・ノーランの弟である
ジョナサン・ノーランが著書の「Memento Mori」。
アメリカで2000年に公開された作品でクリストファー・ノーランが
監督として出世した作品です。
主演は、ガイ・ピアーズが演じ、アカデミー賞に脚本・編集部門でノミネートされ、
全米チャート8位にランクインするなど人気作品です。
日本では、2001年に公開されました。
この記事では、無料視聴する方法やあらすじ・ネタバレのほかに
監督「クリストファー・ノーラン」の関連作品を紹介します。
映画「メメント」を無料視聴する方法
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クリストファー・ノーラン監督「メメント」作品紹介
鬼才と言われたクリストファー・ノーランの出世作品です。
2000年に公開されたアメリカ映画で、主演はガイ・ピアーズが演じました。
物語は、保険調査員レナードの妻が、目の前で殺されたところから始まります。
そのショックからレナードは、記憶が10分しか保持されなくなり、
メモを残して置かなくては生活が出来ないようになってしまいます。
そんな状態のレナードは、復習をするため自身で捜査を始め、
毎日捜査の進捗をメモに残しては犯人へ迫っていく物語です。
映画「メメント」スタッフ・キャスト
スタッフ
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
原作:ジョナサン・ノーラン
音楽:デヴィッド・ジュリアン
キャスト
レナード・シェルビー役:ガイ・ピアーズ
ナタリー役:キャリー=アン・モス
テディ役:ジョー・パントリアーノ
バート役:マーク・ブーン・ジュニア
レナードの妻役:ジョージャ・フォックス
サミュエル・ジャンキス役:スティーブン・トボロウスキー
監督「クリストファー・ノーラン」関連作品
・「ダークナイトシリーズ」
アメリカンコミックのバットマンが実写化
・「インセプション」
夢を操作し、スパイ行動するSFアクション物語
・「インターステラー」
汚染された地球を離れ、新しい星を目指した人類の物語
・「ダンケルク」
第二次世界大戦時のダンケルクの撤退戦が題材にされている作品
・「TENETテネット」
世界を破滅させようとする武器商人と対峙するスパイ映画
映画「メメント」あらすじ
保険調査員のレナードは、妻と二人で幸せに暮らしていました。
しかし、その生活が一変してしまいます。
ある日、レナードの家に強盗が入り襲ってくるのでした。
その時、レナードは強盗ともみ合いになり転倒。
この時頭部を強く打ち記憶障害を引き起こすことになりました。
妻は、強盗に殺されてしまいます。
復習したいレナードですが、記憶障害は厄介なもので、
「10分」しか事件後の記憶は残らなくなります。
レナードは、犯人を殺すことに成功し警察も事件解決とみなしますが、
レナードはまだ解決していないと感じます。
その根拠は、自身が記憶障害を引き起す前の確かな記憶の中に
「犯人は2人」と記憶しているからです。
このことを警察へ何度も訴えますが、信じてもらえないため
レナードは自分で捜査をすることを決めるのでした。
それからというものまずは、自身が調べた情報を忘れないために、
メモをとる習慣をつけるようにしました。
この時、一人の顧客を思い出します。
顧客はサミーという男でした。
サミーは、自分と同様の記憶障害を患っており、彼の場合は「2分間」。
彼には妻がいますが、妻はサミーの記憶障害はいつか治ると信じてまっていました。
しかし、一行に治る気配もなくレナードも治ることを信じ対応していましたが、
「治らないこと」を悟ります。
保険について相談されていたレナードは、サミーの妻がある賭けに出ることを
聞くのでした。
妻は、糖尿病を患っており定期的にインシュリン注射をする必要があり、
その注射を「2分おき」にサミーにしてもらうようにします。
いつか気づき治るかもと希望をしていましたが、
サミーは気付かずインシュリンを撃ち続け妻を亡くしてしまうのでした。
このことを思い出したレナードは、ただメモに残すのでは、
順序がバラバラになり時系列が分からなくなることを考え、
記憶をたどる手順を作ることにしました。
朝起きてからの動作の中でメモを残していき、重要な物は体に入れ墨にして残す。
これにより、レナードは朝起きて失った記憶をたどりながら
捜査を進めていくことができるようになるのでした。
現在発覚している情報は、
「白人男性」「名前はジョン・G」「麻薬の売人」「車のナンバー」。
これらは重要であり自身の体に入れ墨で刻みます。
レナードは、友人である警察官のテディと協力し犯人を捜査し、
入れ墨の情報の男を探し始めました。
テディの協力もあり、一人の男にたどり着きます。
「ジミー・グランツ」という男でした。
彼は「麻薬の売人」「白人」という特徴が合致し、復讐を果たすことができました。
しかし、その時ある違和感を覚えるのでした。
過去に同じことがあったような気がするのです。
そこで、自分が残したもう一つの手がかりを思い出します。
「やつの嘘を信じるな」
テディの写真に残した言葉でした。
そして、自身がすでに復讐を果たし1年が経過していたことを知るのでした。
映画「メメント」ネタバレ
「ジミー・グランツ」を殺し、記憶をたどるためジミーの服に着替え、
その現場をガッツポーズと共に写真を撮ったレナードでしたが、
記憶がなくなるタイミングでテディに燃やされてしまいます。
しかし、「やつの嘘を信じるな」と書いてあるテディの写真により、
自身がテディに利用されていることを知ったレナードは、テディから逃走を図ります。
ジミーの服と車で移動しているとポケットから
「あとで来て ナタリー」と書いてある「バー」のコースターを見つけました。
ジミーの事を忘れたレナードはそのメモを頼りにバーに行くとナタリーと接触しました。
しかし、ジミーの服と車できたレナードを不審に思い始め疑います。
レナードは、自身が記憶障害であることを伝えナタリーの警戒を解こうとしますが、
ナタリーは記憶を試すため、老人とナタリー、
レナードの唾を入れたビールを10分後におごりだと渡します。
これを迷わずに飲んだことでナタリーから記憶障害について理解され、
警戒を解かれるのでした。
ナタリーはジミーがよこした使いだと勘違いして、自身の部屋にレナードを泊めます。
そこで、ナタリーは、「ドッド」という麻薬密売人の殺人を依頼されるのでした。
これを断ったレナードにナタリーから妻の悪口を言われました。
感情的になったレナードは、
ナタリーを殴ってしまいますがその直後に記憶を無くします。
レナードは、ナタリーに「どうした?」と聞きました。
するとナタリーは、「ドッドに殴られた」と答え、レナードはこれを信じ込みます。
レナードは、トッドを殺しに行こうとしますが、
部屋の前で待っていたテディから「ナタリーを信じるな」と言われます。
しかし、「テディに騙されるな」という過去の自分からのメッセージに従い、
テディの言葉に耳を貸さず出て行くのでした。
ドッドは、ジミーを狙っているためレナードが乗っている「ジミーの車」を狙います。
しかし、レナードはドッドの住処であるホテルを確認し、
彼がシャワーを浴びているうちに忍び込み、
彼の隙を伺いますがその間にやることを忘れてしまいます。
しかし、目の前のビンに「殴れ」とメモが残されており、
シャワー上がりのドッドを殴りクローゼットに押し込むのでした。
その後、テディに連絡するようにメモを残し眠ってしまいます。
連絡があり駆け付けたテディに起こされ、クローゼットに押こんだドッドに驚きます。
急いで街の外に開放し、ナタリーに事情を聞くのでした。
ナタリーは、ドッドに脅され仕事を強要されていたというのでした。
自身に協力してくれたお礼にとレナードの復讐に協力するとナタリーは言うのでした。
復讐を果たした記憶のないレナードは、ナタリーの協力を嬉しく思い承諾。
ナタリーはレナードの体に刻まれた「車のナンバー」を調べる手伝いを
することになりました。
しかし、それは以前の自分が「テディが自分を騙し殺しをさせていたことを知らせる」
ものであり、犯人ではないのでした。
それを知る由もないレナードとナタリーは、
車検局に頼みナンバーの身元割り出しを行いました。
そして出てきた名前が「テディ」だったので、
メモに「テディが犯人だ。ヤツを殺せ」と書き足すのでした。
レナードはメモの指示に従い、テディを呼び出し殺してしまうのでした。
テディの本名は「ジョン・G」ですが、記憶喪失の元になった事件以来、
テディを犯人と区別するために「テディ」と名乗るようにしていました。
真犯人は、1年前にレナードによって殺され復讐は果たしていましたが、
テディがレナードを利用していたため、
その記憶は残らず最後には自分が犯人にされ殺されてしまいます。
これによりレナードの記憶は利用されること無く、事件の幕を下ろすのでした。
感想・まとめ
この作品は、さすがクリストファー・ノーランといいますか、
映画内では時系列がバラバラでかなり難解なミステリー映画になっていました。
そのため、中盤から終盤で徐々に謎が解決していくところは何度も驚かされました。
記憶障害の主人公が織りなす物語なだけに、
メモの内容がすべて真実となってしまい見ている側としては
真相を探ることが出来ませんでした。
この構成はさすがクリストファー・ノーランですね。
また、現在から過去や過去から現在と回想が入るところは、
カラーとモノクロで分けられ見やすくもされていて視覚的にも楽しむことができました。
言葉では説明が付きにくいほどの構成なので是非一度見て
謎にチャレンジすることをおススメします。
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