ニュー・シネマ・パラダイス  友人の大切さや夢を追うことのすばらしさが伝わる作品

洋画

映画 ニュー・シネマ・パラダイス

目次

 

 

・前書き

 

・無料視聴する方法

 

・作品紹介

 

・スタッフ・キャスト

 

・主演関連作品

 

・あらすじ

 

・ネタバレ

 

・感想・まとめ

 

前書き

 

 

1988年に公開されたイタリア映画。

 

監督は、ジュゼッペ・トルナトーレが担当し、主演は当時9歳だった

 

サルヴァトーレ・カシオが子供ながらに迫真の演技を見せてくれました。

 

日本では、1989年に公開されています。

 

この記事では、この作品を無料視聴する方法やあらすじ・ネタバレのほかに

 

「ジュゼッペ・トルナトーレ」監督の関連作品を紹介します。

 

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」を無料視聴する方法

 

 

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映画「ニュー・シネマ・パラダイス」作品紹介

 

 

1988年に公開されたイタリア映画で、

 

監督はジュゼッペ・トルナトーレが担当しました。

 

特に注目を浴びたがのが、若干9歳にして主演を演じた

 

「サルヴァトーレ・カシオ」です。

 

彼は迫真の演技で会場を脅かせました。

 

物語は、ある映画監督が自身の映画監督になろうと思ったキッカケや

 

その昔情熱を燃やしていた恋についての回想から始まる

 

映画への愛と恋愛での感傷が描かれた作品です。

 

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」スタッフ・キャスト

 

 

スタッフ

 

監督・脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ

 

制作:フランコ・クリスタルディ

 

音楽:エンリオ・モリコーネ

 

キャスト

 

サルヴァトーレ・ディ・ヴィータ(少年期)役:サルヴァトーレ・カシオ

 

青年期役:マルコ・レオナルディ

 

中年期役:ジャック・ペラン

 

アルフレード役:フィリップ・ノワレ

 

エレナ(若年期)役:アニェーゼ・ナーノ

 

中年期役:ブリジット・フォッセー

 

マリア役(中年期)役:アントネラ・アッティーリ

 

(壮年期)役:プペラ・マッジオ

 

神父役:レオポルド・トリエステ

 

監督「ジュゼッペ・トルナトーレ」関連作品

 

 

・「みんな元気」

イタリアの子供たちに会いに行く父親の物語。「東京物語」のオマージュ。

 

・「明日の夢見て」

1953年のシチリアが舞台に映画の撮影と偽り、集められた人々が織りなす物語。

 

・「海の上のピアニスト」

豪華客船の上で生れ生涯を海の上で生きたピアニストの話。

 

・「題名のない子守唄」

現在と過去を交えて、謎めいた過去を秘めるミステリー映画

 

・「シチリア!シチリア!」

監督の故郷であるシチリアを舞台に激動の時代を生きた男の人生を描いた物語

 

・「鑑定士と顔のない依頼人」

イタリアの恋愛・ミステリー映画

 

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のあらすじ

 

 

映画監督「サルヴァトーレ」はローマに住んでいました。

 

サルヴァトーレは映画監督として充実した日々を送り、年もそれなりにとっていた。

 

そんなサルヴァトーレに母から連絡が。

 

幼少の頃より親しくしていた映画技師「アルフレード」が死去したと

 

告げられるのでした。

 

サルバトーレは、悲しみながらも記憶に残る良き思い出をたどり始めるのでした。

 

その昔、まだサルヴァトーレが子供だった頃の話。

 

第二次世界大戦終結から間もない時代に、

 

サルヴァトーレはシチリア島に母と妹のと3人で村に住んでいました。

 

 

サルヴァトーレは、「トト」と親しみを込めて呼ばれており、

 

幸せに暮らしていましたが、父は出征し消息不明の状態でした。

 

そんな中、村には唯一の娯楽施設である教会を兼用した小さな映画館がありました。

 

シチリア島は海で隔たれ、海の向こうの文化や流行を知ることが難しく、

 

映画館は唯一それを知ることのできる物だったのです。

 

そこで公開される「アメリカ映画」はトトにとってどれも新鮮で村人たちでさえ、

 

歓声を上げるほどに喜び、司祭が必要なラブシーンをカットすると

 

ブーイングの嵐が起こる熱狂っぷりでした。

 

そんな島唯一の娯楽である映画にトトは魅せられ、

 

気が付けば何度も映画館に忍び込み「映写技師アルフレード」に叱られていたのでした。

 

 

しかし、アルフレードはどこか他人を見ているようには思えなかったため、

 

心の底では嬉しく思うのでした。

 

そんなアルフレードをよそに、トトはアルフレードの技術を見て

 

真似をすることで吸収していきました。

 

ある日、一つの大事件が起きます。

 

これまで、唯一だった映画館がフィルムの燃焼で大火事になるのでした。

 

映写技師だったアルフレードは火中の中心にいてトトの必死の救出劇で

 

一命を取りとめるが、映画館が全焼してしまいます。

 

更にトトへショックなことが打ち明けられるのでした。

 

アルフレードは、家事により両目を失明してしまうのでした。

 

 

その後遺症により、映写技師としての仕事が出来なくなったのでした。

 

途方に暮れるトトでしたが、映画館は「新パラダイス座」として復興し

 

再び映画を見ることが出来るようになったのですが、

 

島の映写技師はアルフレードだけでした。

 

そんな折、父の戦死が確定され母や妹が悲しみ、家計が成り立たなくなるのでした。

 

家族の家計を守るため、島唯一の娯楽を無くさないためトトは、

 

アルフレードから学んだ技術を生かし、新パラダイス座の映写技師になるのでした。

 

トトは、青年になり見事に島の映写技師になっていました。

 

 

そして、映画への情熱が強くなりこの頃には、自身でムービーカメラを手にとり、

 

自身で映画撮影を行うまでになっていました。

 

そんなある日、トトは、駅で一人の女性と出会います。

 

その女性は綺麗で、トトは一目で恋に落ちてしまうのでした。

 

しかし、自身の映画撮影や恋と順調に思えたトトですが、

 

国の決まりで徴兵され軍に入ることになるのでした。

 

数年後、徴兵期間を終えて除隊。

 

村に帰ることになるトトでしたが、そこにトトの場所はありませんでした。

 

恋をしていたエレナとは音信不通になっており、映写技師の位置には

 

自分以外の知らない人物がいたのでした。

 

トトは絶望し、自身の道を見いだせないまま途方に暮れてしまいます。

 

 

そんなとき迎え入れてくれて勇気をくれたのはアルフレードでした。

 

アルフレードはトトの人生を変える言葉を送ってくれました。

 

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」ネタバレ

 

 

アルフレードは「若いのだから島の中にとどまらず、外へ出て自分の道を見つけろ。

 

決して戻って来てはいけない。」と伝え、狭い島の中では何も得られないから

 

外でいろいろな景色を見て、触れて自分の糧にするように言うのでした。

 

そして、こう続けます。

 

「人生はお前が見た映画のように輝いている物ばかりではない、

 

もっと大変で困難なものだ」と。

 

それまで、シチリア島が自分の世界だったトトには、衝撃を受ける言葉でした。

 

アルフレードのその言葉は、トトを十分に勇気付けシチリア島を離れる決心をさせます。

 

そしてトトは、自分のまだ見ぬ夢のためロンドン行きの列車に乗り込み、

 

シチリア島を後にするのでした。

 

 

30年後、トトは昔のアルフレードの言葉のおかげで、

 

映画監督として成功をおさめ観客が認める実力者監督として名を馳せていました。

 

母からアルフレードの訃報を聞き、葬儀に出るため島に帰ることに。

 

30年ぶりの故郷は昔と変わっていました。

 

その当時は新しく賑わいを見せていた「新パラダイス座」は人がおらず、

 

母と妹に再開したトトは新パラダイス座が「閉館」することを伝えられるのでした。

 

ショックを受けるトトは、家族からアルフレードの形見だというフィルムを

 

渡されるのでした。

 

そのフィルムには、その当時規制されていた恋愛ストーリーのキスシーンのみを

 

つなげた物が移っていました。

 

 

フィルムを見ているとアルフレードの事を良く思い出します。

 

「こっそり忍び込み怒られたこと」

 

「邪魔なはずなのに映写技師の技術を教えてくれたこと」

 

「今、映画監督として大成した自分がいるキッカケをくれたこと」

 

小さな島で自分に大切な思い出をくれた年の離れた友を思い

 

トトは涙を流すのでした。

 



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感想・まとめ

 

 

この作品は、友人の大切さや夢を追うことのすばらしさを教えてくれる物でした。

 

さらにこの作品は、2度見ることをおススメします。

 

アルフレードとの関係を知った上で見直すと作品序盤でも感慨深いものがありました。

 

この物語の中で、一番印象に残ったロンドンに行くキッカケを与えた言葉です。

 

夢を追いかける人には、かなり嬉しい勇気のくれる言葉だと思います。

 

夢追い人の方や友情などの人間物語が好きな方には是非見て欲しい作品です!

 

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