草の響き あらすじは?原作は?ロケ地は? 東出昌大主演

邦画

映画 草の響き

目次

 

①はじめに

・映画「草の響き」概要

②映画「草の響き」あらすじ

③映画「草の響き」について

・原作は?

・ロケ地は

・東出昌大主演

④スタッフ・キャスト

⑤映画「草の響き」まとめ

 

☆映画 草の響き 公式HP☆

☆映画 草の響き 公式Twitter☆

 

①はじめに

・映画「草の響き」概要

本作には、原作があります。

本作は、佐藤泰志の「きみの鳥はうたえる」

という小説に収録されている

「草の響き」が原作となっております。

佐藤泰志は、1990年に亡くなってしまった小説家ですが、

いまでもその小説が映画化されている小説家です。

映画化された作品として「きみの鳥はうたえる」や、

「そこにのみにて光り輝く」などがあり、

佐藤泰志の小説の映画化は、本作で5度目となります。

映画化される作品の原作の多くは、1990年以前のものですが、

今見ても通じるもののある、

人の普遍的な部分が、描かれている作品が多いようですね。

そして本作。

主演は東出昌大。実に三年ぶりの映画の主演。

少し前、不倫騒動で干されかけておりましたが、

帰ってきてよかったな。と思います。

演技のはまり具合に、振れ幅がある俳優ですが、

「聖の青春」でみせた羽生善治役は、

忘れられない素晴らしい演技を見せてくれた、

素晴らしい俳優だと思います。

それでは、本作のあらすじや、

周辺情報を紹介していきたいと思います。

②映画「草の響き」あらすじ

工藤和雄。

彼の古い友人の佐久間研二。

佐久間は、高校の英語の教師だ。

ある日、佐久間に連れられ工藤は精神科にやってきた。

工藤の勤め先は出版社だ。

その勤務の中、徐々に精神が瓦解していた。

そのため、妻の純子と故郷の函館へ帰郷していた。

和雄への診断結果は、自律神経失調症であった。

その治療として、毎日ランニングをすることを勧められた。

札幌から越してきた小泉彰。

スケボーで街を駆け抜ける。

彰は、転校で少し孤立していた。

その折、同じバスケ部の仲間から、

夏、海で岩場からダイビングをしないか。と誘われた。

了承した。

しかし、困ったことに彰はカナズチである。

市民プールに、泳ぎの練習へ出向いた。

そこで高田弘斗に出会った。

弘斗には、過去いじめに遭い不登校になった過去がある。

弘斗と彰は交換条件をした。

弘斗が水泳を教える。

彰はスケボーを教えるというものだ。

弘斗の姉も加わり、

三人は「緑の島」という人工島の広場で遊ぶようになった。

和雄は、医者の指示通りランニングを続けていた。

少しずつであるが走る距離も伸びていた。

しかし、走る以外のことをできずにいた。

妻の純子は、見守っていた。

純子にも頼れる人は夫以外いなかった。

走る和雄。

彰たちに出会う。

彰たちは追いかける。

しかしリタイアしてしまう。

それを繰り返していくうちに、

三人はともに走るようになるのであった。

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③映画「草の響き」について

・原作は?

本作の原作は、佐藤泰志の「きみの鳥はうたえる」という

小説に収録されている「草の響き」

が原作となっております。

佐藤泰志の作品は、本作で5度目の映画化となっております。

佐藤泰志の作品で映画化された作品は以下の通りです。

・海炭市叙景(2010年)

・そこのみにて光輝く(2014年)

・オーバー・フェンス(2016年)

・きみの鳥はうたえる(2018年)

・草の響き(2021年)

佐藤泰志自身は、

30年ほど前に亡くなってしまった小説家です。

現代でなお、評価されている作品を作っていたようですね。

「そこのみにて光輝く」は、

本作と同じく函館が舞台となっております。

閉鎖的な空間の中で、やりきれない気持ちや、

現状を抱える若者の苦悩を描いた作品でした。

そんな、人の普遍的な部分が描かれていることが、

現代でも評価され続けている点なのではないでしょうか。

・ロケ地は

本作のロケ地は、函館となっております。

本作の舞台も函館です。

そして、本作の原作者である佐藤泰志も函館出身。

また先ほど紹介した、

「そこのみにて光輝く」や、

「海炭市叙景」、

「オーバー・フェンス」などの

ロケ地、舞台も函館となっており、

作者自身にゆかりの土地が舞台となっているようですね。

・東出昌大主演

本作の主演は、東出昌大。

実に三年ぶりの映画の主演となります。

そんな東出昌大のおもな出演作品は以下になります。

映画

『クローズEXPLODE』

『桐島、部活やめるってよ』

『デスノート Light up the NEW world』

『寄生獣』

『関ヶ原』

『アオハライド』

『OVER DRIVE』

『パンク侍、斬られて候』

『聖の青春』

『寝ても覚めても』

『菊とギロチン』

『コンフィデンスマンJP』シリーズ

④スタッフ・キャスト

キャスト

工藤和雄:東出昌大

工藤純子:奈緒

佐久間研二:大東駿介

小泉彰:Kaya

高田弘斗:林裕太

高田恵美:三根有葵

スタッフ

原作:佐藤泰志『草の響き』

(『きみの鳥はうたえる』所収 / 河出書房新社刊)

企画・製作・プロデュース:菅原和博

監督:斎藤久志

脚本:加瀬仁美

プロデューサー:鈴木ゆたか

配給:コピアポア・フィルム、函館シネマアイリス

製作:函館シネマアイリス

⑤映画「草の響き」まとめ

作品というのは、時代によって評価が変わるものです。

そして、個の時代になった今こそ、

佐藤泰志の作品は、

現代にて評価されているのではないでしょうか。

おそらく、本作も今の人に刺さる内容があると思います。

そして本作の公開は、2021年10月8日となっております。

お楽しみに!

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