映画 さよなら、ティラノ
目次
①はじめに
・公開予定日と劇場
・原作は
②あらすじ
③スタッフ・キャスト
④宮西達也 関連作品
⑤まとめ
①はじめに
「おまえうまそうだな」で有名な絵本作家、宮西達也。
彼の絵本を読んだことをある人は多いと思います。
彼の絵本いくつかを原作にした
映画「さよならティラノ」が今冬公開されます。
本作の情報を本記事では紹介します。
・公開予定日と劇場
12月10日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場で公開予定です。
本来2020年の夏に公開予定でしたが、
コロナ下ということもあり、延期されていたのです。
公開日など以下のURLからチェックしてください。
・原作は
冒頭でも紹介しました、宮西氏の絵本が原作となっています。
彼の絵本にはウルトラマンや、
動物が主人公のものがありますが、
代表的なものの一つが恐竜です。
その中の“ティラノサウルスシリーズ”に
『ずっとずっといっしょだよ』
『わたしはあなたをあいしています』
『わたししんじてるの』がありますが、
これらが本作の元になっています。
また本作は、手塚プロダクションと
韓国のアニメーションスタジオが協力して制作しています。
②あらすじ
恐竜時代、氷河期が近づいてきて世界は荒廃しようとしていました。
翼竜のプテラノドンの少女プノは一人旅の途中、
狂暴な肉食恐竜、ゴルゴサウルスのルッチとゴッチに襲われ、
食べられそうになります。
何故か彼女は翼を使って飛ぶことが出来ません。
そこへ最強の肉食恐竜、ティラノザウルスのティラノが現れます。
ゴッチたちは驚いてその場から逃げ出します。
しかし、ティラノはプノンを食べるわけでもなく、
プノンの頭上に生っていた赤い木の実を食べだしたのです。
しかも、ティラノは暗闇が苦手のようです。
プノンは、ティラノのことを気に入り、
自分が赤い実が多く生っているという
“天国”を探しながら一人旅をしていることを話し、
一緒に旅に出ないかと誘います。
ティラノは最初は断りましたが、
プノンのことが心配でついていくことにしました。
一方で“天国”には、赤い実をたべる多くの草食恐竜がいることを
ゴルゴサウルスの“白い悪魔”ことゴルゴが耳にします。
早速手下のゴッチらにその場所を見つけ出すよう命じます。
さて、ティラノとプノンは旅の途中、
トリケラトプスの子どもトプスと出会います。
何と彼は“天国”からやって来たのだそう。
トプスの案内によって天国の入り口までたどり着きますが…。
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③スタッフ紹介/キャスト・キャラクター紹介
下のキャスト(CV)の他にも、
島本須美、竹達彩奈、津田健次郎、上田燿司、柴田秀勝、斉藤貴美子などの
声優さんが出演されています。
知らない人はいないのでは、というくらい超有名な声優陣です。
ちなみにOPナレーションは原作者の宮西氏が担当されています。
・キャストとキャラクター紹介
「ティラノ(ティラノサウルス・レックス):三木眞一郎
友を亡くしてから肉食をやめ、
“赤い実”を食べるようになったティラノサウルス。
プノンと一緒に赤い実が豊富な「天国」への旅に出る。
プノン(プテラノドン):石原夏織
何故か飛ぶことのできないプテラノドン。
母との約束で「天国」を目指している。
トプス(トリケラトプス):悠木碧
「天国」出身の恐竜
ゴルゴ(ゴルゴサウルス):小西克幸
「天国」をわが物にしようとしている。
ティラノやプノンとも過去に関わりがあるようで…。
ゴッチ(ゴルゴサウルス):檜山修之
ゴルゴの手下。
ルッチ(ゴルゴサウルス):森川智之
ゴルゴの手下で保身のため、
ゴッチと同じくプノンを追いかけている。
スタッフ
監督
静野孔文
原作
宮西達也
脚本
佐藤大 うえのきみこ 福島直浩
監督について
監督は『劇場版名探偵コナン』シリーズ、
『GODZILLA』などで知られる静野孔文です。
脚本家について
『攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX』などをかいた佐藤大、
「クレヨンしんちゃん」シリーズのうえのきみこ、
『009 RE:CYBORG』福島直浩が共同でかいています。
ジャンルが様々なものを書いてきた脚本家たちですが、
どうなるのでしょうか。
また、キャラクター原案&プロダクションデザイナー
&アニメーション監督&絵コンテは江口摩吏介が担当しています。
『グスコーブドリの伝記』でご存知のかたもいるでしょうか。
また音楽は山田陽など
「エヴァンゲリオン」や
「天気の子」など
劇場版アニメの大ヒット作中の音楽を
手掛けてきた方が担当されています。
また作中の音楽について、
『戦場のメリークリスマス』
『ラストエンペラー』
『母と暮らせば』など映画音楽の分野で世界的に有名、
評価されている坂本龍一がプロデュースしています。
手塚治虫の大ファンであるという坂本氏は、
手塚プロダクションからの依頼でオファーを快諾。
エンディング曲『楽園をふたりで』のプロデュースをしています。
④宮西達也関連作品
原作者の宮西氏の紹介がまだでしたが、
多くの児童向け絵本を描いています。
日本大学芸術学部美術学科卒業後、
「きょうはなんてうんがいいんだろう」(講談社出版文化賞絵本賞受賞)
「パパはウルトラセブン」(里大賞受賞)など、
受賞作品多数書かれています。
また「おまえうまそうだな」は本作と同じく、
肉食と草食恐竜の関係を描いたもので、
アニメ映画化もされています。
絵本と映画では、最後が多少内容が違いますが、
個人的には絵本の方が好きですね。
宮西氏の他の作品を以下紹介します
おまえうまそうだな
ずっとずっとあいしてる
きみはほんとうにステキだね
おれはティラノサウルスだ
ぼくにもそのあいをください
きょうはなんてうんがいいんだろう
帰ってきたおとうさんはウルトラマン
⑤まとめ
スタッフもキャストも豪華すぎでは?というのが正直な感想です。
また、原作だけでも面白いので、
年齢問わず楽しめるのではないかと思います。
坂本龍一が音楽を担当しているだけで、
少し切ない話になるのでは、と勝手に想像してりしていますが。
また、日韓共同のアニメ制作ということで、
絵柄とか見ると目元とかすこし日本っぽくないですよね。
色んな要素ありまくりですが、今冬の公開が楽しみですね。
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