映画 『 カラスの親指 』
目次
・前書き
・動画をフルで無料視聴する方法
・作品紹介
・スタッフやキャスト
・あらすじ
・ネタバレ
・感想
前書き
直木賞受賞作家の
道尾秀介による小説が原作となり、
映画化された『カラスの親指』。
2012年に公開され、
阿部寛、
村上ジョージ、
石原さとみ、
のん(能年玲奈)、
小柳友をメインキャストとして、
クライマックスで、誰もが騙されてしまう
秀悦な原作を忠実に描き、ネタバレ厳禁と話題になりました。
この記事では、『カラスの親指』の無料視聴する方法や
あらすじなどをご紹介します。
映画「カラスの親指」動画をフルで無料視聴する方法
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映画『カラスの親指』作品紹介
『カラスの親指』は、
2012年11月23日に全国の映画館で公開され、
上映時間は160分と一般的な映画と比べると、
少々長い作品となっていますが、
最後の最後に訪れる言葉を失ってしまう展開から
多くの評価を得た作品となっています。
原作者は、道尾秀介(みちおしゅうすけ)。
2009年に『カラスの親指』で、
直木賞にノミネートされ、
日本推理作家協会賞を受賞しています。
また、3年後の2011年には
『月と蟹』という作品で直木賞を受賞しています。
散りばめられた伏線を物語の展開と同時に
華麗に回収していく
爽快なストーリー仕立てのものが多く、
映画化されるとよりその面白さが引き立つ印象です。
主演に『テルマエロマエ』や
『歩いても歩いても』など
幅広い役をこなす阿部寛を迎え、
その周りを村上ジョージ、
石原さとみ、
のん(能年玲奈)、
小柳友で固めた今となっては豪華キャストで構成されています。
映画『カラスの親指』スタッフやキャスト]
監督・脚本:
伊藤匡史
原作:
道尾秀介
竹沢竹夫(タケ):
阿部寛
入川鉄已(テツ):
村上ジョージ
河合やひろ:
石原さとみ
河合まひろ:
のん(能年玲奈)
石屋貫太郎:
小柳友
湿屋の店主:
ベンガル
競馬場の客:
ユースケ・サンタマリア
豚々亭のマスター:
戸次重幸
ノガミ:
古坂大魔王
馬々亭の店員:
なだぎ武
ヒグチの手下:
上田耕一
ヒグチ:
鶴見辰吾
映画「カラスの親指」あらすじ
主人公・タケ(阿部寛)は、
サラリーマン時代に闇金に手を出し、
職を失い、借金返済のために
取り立て屋の仕事をヒグチという男から
無理強いされます。
タケが行った仕事によって、追い込まれた娘のいる母親は
自殺をしてしまい、自責の念にかられ
、警察に出頭し、ヒグチは逮捕されるが、
自宅に火をつけられ当時
幼かった娘が命を落とす事件に発展します。
自殺を試みるもうまくいかず、
詐欺師として転々と生活を送る中、
テツ(村上ジョージ)と出会い、
二人は詐欺師のコンビを組むことになります。
仕事を終えると、二人の住むアパートで火事が発生し、
ヒグチと関係しているのではないかと恐れ、
住む場所を移すことになりました。
ある日、仕事帰りに街中でスリに失敗し、
男に追いつまれるまひろ(のん/能年玲奈)出会い、
同業者であるまひろを助け、
彼女が一文無しであることを知ったタケは、
1万円札を渡し、
「困っているならうちに住んでもいい」
と声をかけます。
翌日、まひろとまひろの姉・やひろ(石原さとみ)と
やひろの恋人・環太郎が
アパートを追い出されたことを理由に
タケとテツのアパートに住み込むことになるのでした。
さらに子猫のトサカを迎え入れ、
5人と1匹は共同生活を始めるのだが、
あるとき、子猫のトサカの姿がなくなり、
死骸となって見つかります。
ヒグチが関係しているのではないかと、
5人はヒグチを追い詰める計画を立てるが、
物語はタケの過去が波乱の展開を
巻き起こすこととなるのでした。
映画「カラスの親指」ネタバレ
タケは、まひろに1万円札を渡した時の会話で、
過去に自分が一度だけ行った取り立て屋の仕事をして
自殺に追い込んだ女性の娘がまひろであることに気づきます。
それが理由で、彼女を家に
迎え入れることにしたのでした。
5人組になったタケたちは、
命をかけヒグチの闇金事務所から
大金を奪う大規模計画を決行します。
結果は、危機一髪で成功し、
5人で山分けをしました。
タケは、一人暮らしをはじめ、
数日経つと、まひろ、やひろ、
貫太郎の3人から手紙が届き、
名古屋で仕事をし、
安定した生活をしていると分かります。
そこには、死んだはずのトサカそっくりの猫も
一緒であるとのことで、
あまりに上手く行きすぎていると疑問を抱き始めます。
そして、タケは闇金から観を奪う計画を思い返し、
いくつものおかしな点を見つけ、紐解いていくと、
ある劇団の練習場所にたどり着いたのでした。
そこにいたのが、スリをしたまひろを
追いかけていた男をはじめ、計画中に出会った
闇金の手下などだったのです。
彼らからテツは病院にいると聞かされ、
向かうと「入川鉄已(いるかわてつみ)の文字を入れ替えた
「河合光輝(かわいみつてる)」
が肝臓の病気で入院していました。
テツは、まひろとやひろの実の父親だったのです。
疎遠だった妻が取り立て屋が原因で
自殺したことをきっかけに、
残された娘を探していると
スリをしていることを知ることになります。
タケの人格を知ったからこそ、
娘たちにも悪い人間でないことを知って欲しく、
同居を始め、妻を死に追い込んだ
本当の男・ヒグチに復讐をし、
人生の再出発をして欲しいという
父親としての強い願いから計画されていたことが発覚します。
トサカの死骸も偽物で、
アパートを引っ越すきっかけとなった火事も、
いたずらの通報であったとこの時に
タケは知ることとなるのでした。
映画「カラスの親指」感想
5人で闇金から金を奪い、復讐成功!で、
ハッピーエンドを迎えると思った矢先に、
驚愕の展開を迎え、見終わった直後に、
2回目を見直したくなってしまうような、
知らず知らずに張られた伏線が
映画として見応えバッチリでした。
トサカも元気に生きていて安心しました。
最後は、寂しさもありつつ
温かい気持ちになれるのも
この映画の良さの一つではないでしょうか。
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