罪の声の小栗旬主演『人間失格 太宰治と3人の女たち』太宰治のスキャンダラスな人生

邦画

 映画『 人間失格 太宰治と3人の女たち 』

目次

 

 

・前書き

 

・無料視聴する方法

 

・作品紹介

 

・スタッフ・キャスト

 

・主演「小栗旬」関連作品

 

・あらすじ

 

・ネタバレ

 

・感想・まとめ

 

前書き

 

 

監督は蜷川実花が担当し、主演の太宰治の役は小栗旬が演じました。

 

太宰治の「人間失格」を原作としたものではなく、

 

太宰治と3人の女性がおりなす物語を描き、2019年に公開されました。

 

69万人の動員数を確定させ、興行収益は9億を達成します。

 

この記事では、無料視聴する方法やあらすじ・ネタバレのほかに

 

主演の小栗旬の関連作品を紹介します。

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」を無料視聴する方法

 

 

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気になる方は試してみて損はしないと思います。

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」作品紹介

 

 

世界で活躍する写真家でもある蜷川実花が監督を務め、

 

主演は人気俳優の小栗旬が演じました。

 

物語は、人間失格を原作としたものではなく、

 

あくまで「太宰治」と関係を持っていた3人の女性の姿を描いた物語です。

 

美知子という妻がいながら、作家志望の静子に恋し、

 

スランプで救いを求めた未亡人の富栄とも関係を持つようになり

 

破天荒な人生を歩み始めます。

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」スタッフ・キャスト

スタッフ

 

 

監督:蜷川実花

 

脚本:早船歌江子

 

音楽:三宅純

 

主題歌:東京スカパラダイスオーケストラ

「カナリヤ鳴く空feat.チバユウスケ」

 

キャスト

 

 

太宰治役:小栗旬

 

津島美知子役:宮沢りえ

 

太田静子役:沢尻エリカ

 

山崎富栄役:二階堂ふみ

 

田部シメ子役:山谷花純

 

佐倉潤一役:成田凌

 

太田薫役:千葉雄大

 

伊馬春部役:瀬戸康史

 

主演「小栗旬」関連作品

 

 

・「罪の声」

塩田武士のサスペンス小説

 

・「君の膵臓を食べたい」

病気の少女に恋をした男の子の青春物語

 

・「銀魂」

人気ジャンプ漫画の実写化

 

・「ミュージアム」

雨の日にだけ事件を起こす猟奇殺人を題材にした人気漫画の実写化

 

・「信長協奏曲」

石井あゆみの人気漫画を実写化

 

・「ルパン三世」

今も色あせない人気漫画を実写化

 

・「宇宙兄弟」

宇宙を目指す兄弟の姿を描いた漫画を実写化

 

・「踊る大捜査線」

人気刑事ドラマの映画化

 

・「クローズZERO」

不良の高校生たちが武力で頂点を目指す同名漫画を実写化

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」あらすじ

 

 

太宰治は、家族がありながら別の女性に恋をして心中を図る。

 

しかし、その心中は失敗し太宰だけが生き残ってしまった。

 

そんな破天荒な行動に振り回される人物は、学生時代からファンだという佐倉潤一。

 

佐倉は、奇怪な行動にでる太宰に手を焼く毎日を送っていました。

 

ある日、自宅で仕事をしていた太宰の元に今現在、

 

作家を目指しているという女性太田静子が訪ねてきました。

 

静子は自身の作品を見てもらい教えを乞いたいといいます。

 

太宰はこれを了承し、作品の添削と共に文の交換を始めました。

 

次第に惹かれあう二人は、文の内容が恋文となり、ついには静子の家で会うまでに。

 

月日は流れ、太宰と静子は関係を持つようになりました。

 

しかし、太宰は純粋に恋愛感情を持っている訳でなく、

 

静子の「作品」からネタを拝借しようと計算し関係を持っていました。

 

そんな中、静子は純粋に太宰を愛し「子供が欲しい」と言い始めます。

 

太宰は深く考えず、静子と関係を続け愛し合いました。

 

 

伊豆の静子の家に滞在していた太宰は東京へ帰る日が来るとあとくされなく東京へ。

 

そして行きつけの飲み屋で「人間は、恋と革命のために生まれてきたんだ」と

 

その場の人々に名言を披露します。

 

しかし、この一節は「静子の作品」のものでした。

 

そんな盗作の一説を披露した太宰に恋をした女性がいました。

 

名前を山崎富栄といいました。

 

太宰はそれを理解し声をかけます。

 

そして、何食わぬ顔で綺麗な藤の花の咲く木下で山崎に口づけをしました。

 

山崎は、夫に先立たれた未亡人で、

 

太宰に惹かれたことや口づけを思い出し罪の意識を抱えてしまいます。

 

そんなことを全く気にも留めていない太宰は、自宅に帰り着きます。

 

自宅では、家族が眠りについておりこれまでの経緯を嘘のようにふるまい、

 

実の妻美知子が起きてくるように仕向けました。

 

美知子は、太宰に疑問も持たず労いながら家事をこなしました。

 

 

一方で、赤ん坊が欲しいと願っていた静子は、念願の事どもが出来、

 

喜びを感じていましたが、妊娠の一報を送るも太宰からの返答はありませんでした。

 

なんども連絡しますが一行に返信がないため、弟の薫が静子を窘め二人で

 

太宰を探し出すため、太宰の行きつけである飲み屋へ行くことに。

 

まだ見つかっていませんが、太宰がおつきの佐倉と店にいました。

 

彼女より先に気付いた太宰は、何とかするように佐倉に言い渡します。

 

そうこうしている間に山崎も訪れてしまいます。

 

山崎が桜を見つけ、静子たちのことを気にします。

 

問いただされた佐倉は、「斜陽の人です」と一言。

 

しかし、静子も気づきしまいにはお互いが同じ男性に

 

好意を寄せていることに気付きます。

 

静子は、宣言するように飲み屋の客の前で思いを伝えました。

 

損傍らで太宰は肩をすくめるしかありませんでした。

 

そんな事件があっても太宰は懲りることものなく、山崎と深い関係になっていきます。

 

 

そして、静子は子供を出産。

 

妻の美知子は、かいがいしく太宰のために仕事をこなしました。

 

しかし、そんな太宰の作品は文学の重鎮たちが行う会合で

 

出品を認められるも結果はけなされプライドを傷つけるだけでした。

 

それもそのはず、太宰の作品は静子からネタを盗んだもので

 

太宰自身の感情や思いが込められていないのですから。

 

これを坂口安吾に窘められ、認められたい作品を作りたいなら

 

「自分の身を切り開かなければ」と釘を刺されるのでした。

 

映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」ネタバレ

 

 

作品は上手く書けず、3人の女性に同時に手を出している太宰の元へ修羅場が訪れます。

 

太宰は関係を持った山崎のところに居座っていました。

 

しかし、そこへ静子が赤子を連れて、

 

出産の報告と名前が決まったことを伝えに来たのでした。

 

これを聞いた山崎は、気が動転してしまい自殺を図ろうとします。

 

これを太宰がなだめことなきを得ますが、自分も子供が欲しいと言い出しました。

 

この事情を聞いたおつきの佐倉は太宰の破天荒さに呆れ始め、

 

次第に軽蔑するようになり口を滑らせてしまいます。

 

これにより太宰は怒り、佐倉を遠ざけました。

 

しかし、佐倉はこれを機会と捉え以前より提案していた

 

「人間失格」を書くべきだと言います。

 

人間失格は「薬・酒・女・自殺」を題材しており、

 

太宰なら傑作が書けるというのでした。

 

太宰は、提案を考えつつも夏祭りに足を運んでいました。

 

山崎が訪れており、以前の出来事が元で取り乱します。

 

落ち着かせるために抱きとめる太宰を妻の美知子が見てしまいました。

 

 

美知子は、子供と一緒に「仕事してるのよ」と立ち去ってしまいます。

 

その後、美知子はショックを受けて自宅に帰りますが、

 

太宰を責めるわけでもなくただ「傑作をかける」と言葉をかけてくれます。

 

太宰は、大量の薬に手を出してしまい、病院沙汰になります。

 

命は大丈夫だが、状態は良くないと言われます。

 

しかし、壊れてしまった山崎はそんな太宰に子供が欲しいと迫り、

 

太宰は心身共に擦り切れてしまうのでした。

 

そんなある日、吐血して倒れる太宰を周囲の人が余命や女性関係の

 

いざこざを話題にし会話している中、ただ佐倉だけは「傑作」を期待するのでした。

 

太宰は支払いに追われ、しまいには自宅に山崎が訪れ、

 

美知子のいない間に家事をこなしたため、

 

これが美知子にバレてしまい家を追い出されます。

 

雪道で吐血し倒れる太宰に山崎が近寄り、

 

「人間失格」を書き終えたら一緒に死にましょうと提案しました。

 

それから太宰は、執筆に集中し書き終えると美知子宛に

 

「お前を一番に愛している」と書き添えて、

 

山崎と自身を紐で結び水の中へ身を投げ出し、自殺を果たすのでした。

 

その後、太宰の自宅前に記者が集まり、美知子は気にも留めず家事をこなすのでした。

 



2,189円(税込)

 

感想・まとめ

 

 

この作品は、同名作品を原作にはしていないものの

 

「人間失格」を書くまでにいたたった経緯を

 

太宰の人柄や素行をもとに作られたフィクション作品ですが、

 

真実に迫っているようでとても面白かったです。

 

またこれをイケメンの役で人気の小栗旬さんが、

 

女性にモテたが「人間失格」な太宰治を演じたことで

 

キャラクターとのギャップが癖になりました。

 

通常は、異人として取りただされる太宰治ですが、

 

この作品を見ることでどこか親近感のある人物になったように思います。

 

修羅場が多くなかなか過激な内容ですが、どこかコメディチックなところもあり、

どんな方でも楽しめる作品だと思います。

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